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いいことしたから(頑張ったから)、つい、、、やってしまったをなくす方法

皆さんは日々、仕事や子育てに家事などを頑張っていると存じます。中にはダイエットやチャリティーに参加して、頑張っている人も。しかし、がんばっているから、いいことをしているからこそついつい自分に甘くなって、スマホを見てだらだら過ごしたり、ついつい食べ過ぎたりしませんか?この時間があったら、資格の勉強ができたのに、あれを食べなかったら今頃は痩せていたのに、、、なんて後悔したことがあると思います。ちなみに、頑張ったから、いいことをしたから、つい、、、やってしまうことを科学の世界ではモラル・ライセンシングといいます。

そこで今回は、いいことをしたから(頑張ったから)がゆえに、つい自分を甘やかし、損をする行動をおさえる科学的な方法をご紹介したいと思います。

結論から言いますと、、、

 

自分に「なぜ」と問いかけてください。

 

 

 

自分に「なぜ」と問いかける

「なぜ自分はこれをしたのか」こう自分に問いかけてください。例えば、ダイエットをしていて、今日はよく動いたから焼き肉でも食べようという時に「なぜ自分は今日たくさん動いたのか」と問いかけてください。そうすると、「あ、自分はダイエットのためにたくさん動いたんた。今から焼き肉を食べちゃおうと余計に太っちゃう。」そう気づくはずです。

この効果を裏付けるような、ある面白い研究があります。学生に自分が誘惑に勝った時のことを思い出してもらうと約70%の学生がそのあとに自分を甘やかすような行動をしました。しかし、「なぜ」誘惑に負けなかったのかを考えてもらった学生は、そのあとに約69%の学生が誘惑には負けませんでした。このようにどう誘惑に打ち勝ったのかを想像することでここまで違いが出ました。

達成してきたことでなく、努力した姿勢やこれからのことに意識を向けることで人はもっと頑張れるのではないでしょうか。

目標達成の科学で、振り返りの時に自分が達成してきたことに焦点を合わせた人よりも、これから自分がすべきことに目を向けた人のほうが最後までやり切り、目標達成の確率も高まることも報告されています。

 

まとめ

最後まで読んでいただいてありがとうございます!この記事が、皆さんの「いいことしたから(頑張ったから)、つい、、、やってしまった」をなくして、目標や生活を豊かにすることに一歩でも近づいていただければ幸いです。下に、今回のおすすめを載せておきますので、興味がある方は是非、見てみてください。

  • ケリー・マクゴニガル「自分を変える教室」

 意志力についてたくさんのことが学べます。今回の記事で意志力の科学に興味が出た人はぜひ。

手っ取りばやく、目標達成の科学的な技術を身につけたい方にお勧めです。

 

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